日本では、生活排水と雨水を同じ下水道に放流することが多く、その場合まとめて下水処理場で処理し、河川に放流しています。ところが、雨量が多くなると処理が追い付かず、不十分な状態で放流してしまうこともあります。そのため、雨水を一旦溜めておき、下水道に放流する量を調整することが重要になってきます。
マスター監視装置(PLC)で収集している雨量および流量センサのデータを取得し、必要に応じて雨水放流の制御も行います。LoRa通信を用いることでPLCを無線化。配線不要かつ低予算で多数点からのセンサーデータ取得と放流制御も可能になります。マスター監視装置1台で多数点を管理させることで全体の総放流量も把握・調整できるようになります。
管理NO:48