ハウス栽培は熟練者の経験によって収穫量と品質に大きな差が出るため、新規参入にはハードルも高く、農業就業人口も上がらないのが実情です。ハウス栽培は日々の放水作業は用水路から水の引き上げや、多数のバルブ開閉等、重労働で時間も掛かり年配の経験者にも大変な作業になっています。
ハウス内の各所に土壌水分センサーを設置し、土壌含水の状態を遠隔監視します。一定の乾燥状態に達した場合、自動的に冠水を行なう事でいつでも土壌の状態を適正に保たせて栽培を行うことで高品質で収穫量が見込めます。また、冠水作業が手離れることで他の作業に時間を配分することもできます。