センサーデータの可視化と異常監視のメール通知サービスによるIoT化で、人手作業の開放、業務改善・効率化を手助けするソリューションサービス。LTE/LoRa / 衛星通信と様々な通信を組み合わせ、遠隔地の設備や自然環境のデータを取得できます。
Ⅰ)増える自然災害被害を最小限に抑える
地震や台風、集中豪雨など増加している自然災害にともなって、河川氾濫・地滑り・土砂崩れが発生する危険性が高まっています。
Ⅱ)激変する労働環境
少子高齢化による人手不足・労働コスト高騰、製造業やインフラ産業(電気・ガス・水道・交通)等さまざまな分野において、巡視
点検・記録における作業時間を短縮させる業務効率が急務と言わざるを得ない。
Ⅲ)設備の長寿命化と維持管理の従事者不足
設備の高経年化で保守・点検の重要性が高まっているが、設備を熟知した熟練技術者の技量に依存しており技術継承の解消が取り
残されている。
故障予兆・経年劣化予測には、設備・装置に後付けで簡単に取り付けたセンサーからデータを蓄積し、トレンド傾向から対策を打つことで設備の維持管理につながります。また、異常状態を検知して素早く対処させるため、あらかじめ異常閾値を設定してセンサーデータが閾値を超えたタイミングで管理者や現場作業者にメール通知で迅速に現場対応が可能になります。
通常の20mW出力のLoRa無線の他、当社では無線出力を250mWにアップしたモデルも選択可能です。中継局が設置し辛い場所や、電波が届きにくい場所では250mW版を利用する事で通信の到達性能が飛躍的にアップ致します。
SR-APPEARに取り込むことができるセンサーは、アナログ(4-20mA / 0-5V / 0-10V)、デジタル接点、パルスカウントの他、BLEセンサーやシリアル通信装置のデータを蓄積することが可能です。
※BLEセンサーやシリアル通信装置は利用する機種毎に別途実装が必要です。
センサーデータは遠隔地や携帯電波の入らない通信空白エリアの環境にも対応できるように、LoRaを使ってセンサーデータを集めるネットワークを構築できます。当社のLoRaは独自の中継機能で最大12段中継を実現でき、広範囲にLoRaでセンサーデータを取得して、LTEエリアまで転送してLTEゲートウェイからSR-APPEARクラウドに送信できます。
また、LoRaネットワークだけではLTEエリアにも届かない僻地の監視にも有効な衛星通信を利用して、SR-APPEARクラウドに送信することも可能です。